四方山話が突然に。

  • 2016年1月制作
  • ビデオインスタレーション
  • サイズは可変
  • 「感性の法則」 Makii Masaru Fine Arts/ 東京

この作品は2つのことをテーマにしている。
1つ目は、世代間による価値観の違いについて。
2つ目は、母自身とは何者なのかについて。

母は長い間、精神的に不安定であった。その原因を知りたくて、母に度々インタビューした。

ポツポツと話し始めた内容は、結婚を期に父の実家で舅姑と同居を始めた母が程なくして精神的なダメージを負ったこと、その原因が舅姑との確執にあったというものだった。

この確執は、母と舅姑の世代間の価値観の違いが原因なのだろうか。それとも、母そのものの性格が災いしたものだろうか。

そう考えた時、私は母のことをあまり知らないと気づく。
結婚前の母。子供の時の母。母とはどんな人物だったのだろうか。

そこで、母が結婚するまで住んでいた生家へ行き、母の通った小学校から大学までその足跡を辿りながら、その時々の出来事を聞いた。

それらのインタビュー映像と、母と祖母の遺品を構成したインスタレーション作品として発表した。

インスタレーションビューはこちら(https://vimeo.com/227615691)